「アフィリエイトの為のSEO対策について」の続きです。
先回の記事では、
「SEO対策」は何に向けて行うの?
「内部SEO」と「外部SEO」
について触れました。
今回は、実際にウェブサイトを作成する際に行う「SEO対策」の中でも比較的すぐに実行可能な「内部SEO対策」の方法を説明していきます。
目次
実はお金を掛ければ簡単に上位表示可能?
SEO対策と言うのは、GoogleやYahooの捜索機能による捜索結果に上位表示させるテクニックなのですが、実はお金を払えばSEO対策などしなくても簡単に上位表示の更に上に表示させる事が出来ます。
ですが、収入を得る為にアフィリエイトをしている、もしくは勉強しているのに、そこでお金を使うのはあまりにも非合理的だと思われます。
「無料でできるものにわざわざお金掛かけない!!」
お金に余裕のある人は別ですが、そうでない人はお金の使いどころは良く考えましょう。
SEO対策その① ドメイン名を工夫しよう
独自ドメインを使用がSEO対策に有利に働くと言われている事は、「アフィリエイトにおける独自ドメインとは?」でも触れていますが、その際にドメイン名にも工夫をしてみましょう。
あなたがウェブサイト内で特に取り扱うキーワードをドメイン名に盛り込むと良いでしょう。
例えば、あなたが転職についてのサイトを作りたい場合は、
「tensyoku.afirieito.com」等、メインのキーワードでドメイン名を決めると、クローラーがそれを拾ってくれる可能性が高くなります。
それとドメインの種類ですが、「.com」、「.net」、「.org」等様々ありますが、SEO対策に関してはどれも大差ないと言われています。
ですが私としては、アフィリエイトをするのであれば「商取引事業者」用ドメインの「.com」をおすすめしています。
ちなみにアダルト系を取り扱わない人は、アダルト専用のドメイン「.xxx」の使用は避けた方が良いでしょう。
SEO対策その② サイトタイトルを工夫しよう
あなたが作成するウェブサイトのメインタイトルには、必ず取り扱うキーワードを入れるようにしましょう。
サイトタイトルはクローラーがサイト内でまず一番最初にチェックする場所なので、全く関係の無いキーワードのみで決めてしまうのはもったいないです。
サイトタイトルを決める際の注意事項は以下の通りです。
①サイトタイトルは30文字以内で
捜索エンジン経由で表示される捜索結果には実は文字数に制限があります。
タイトルの文字数が32文字以上になると、「...」で省略されてしまいます。
せっかくあなたがクリックを促す素晴らしいタイトルを考えても、捜索結果に表示されなければサイトに訪れる人を増やす事は難しくなってしまいます。
厳密には32文字以内ですが、30文字以内に収めておいた方が確実でしょう。
②重要キーワードは出来るだけ左側に持ってくる
クローラーはタイトルの左側の文字を重点的に拾う傾向にあります。
タイトルを考える際にも考慮した方が良いでしょう。
タイトルの例として、
A、「FXにおすすめの業者・商材を教える相葉光毅が伝えます」
B、「相葉光毅が伝えるFXにおすすめの業者・商材」
あなたがAとBの2つのタイトルを考えたとします。
Aのタイトルは、アフィリエイトの為の重要キーワードである「FX」、「おすすめ」、「業者・商材」が左側にあるのでSEO対策に有利と言えるでしょう。
一方Bのタイトルは、「相葉光毅」、「伝える」が左側にきているので、クローラーは「相葉光毅」、「伝える」を優先してインデックスしてしまい、「FX」、「おすすめ」、「業者・商材」のインデックスが後回しにされてしまいます。
結果としてBのタイトルは、捜索エンジンを使う人が「FX」、「おすすめ」、「業者・商材」で捜索した場合にAのタイトルと比較すると、捜索結果に表示されにくくなってしまう訳です。
これではせっかく努力してウェブサイトを立ち上げても、誰も訪問してくれない可能性があります。
サイトタイトルは、時間が経つ程変更がしづらくなるので、考慮して決める様にしましょう。
SEO対策その③ 記事内にも重要キーワードを盛り込もう
記事作成の際にもアフィリエイトに関するキーワードを盛り込んでいけば、クローラーが認識しやすくなります。
当然、記事タイトルにも捜索して欲しいキーワードを入れましょう。
但し注意して欲しい点は、
「必要以上にキーワードを入れすぎない」
と言う事です。
キーワードが自然な使い方で記事作成されていれば問題無いのですが、不自然にキーワードばかりが入った記事はスパム判定されてしまう恐れがあります。
そうなってしまうと、捜索表示結果の順位が大幅に落ちてしまうか、最悪圏外に飛ばされてしまうかもしれません。
一度落ちた順位を戻すのは決して容易ではありません。
もしかするともう二度と上位に戻れない可能性は十分にあります。
実のところ記事内のキーワード出現率がどのくらいにすればSEO的に有利になるのかは、はっきりとした事は分かっていません。
ただ、自然になおかつ適所にキーワード配置がされている文章をクローラーは好む傾向にあります。
記事作成に慣れない内にあまりキーワード出現率を気にすると逆に不自然な記事になってしまったり、記事作成自体が進まなくなる場合もありますので、最初はあまり気負わない方が良いでしょう。
SEO対策その④ 質の高いウェブサイト作成を意識しよう
サイトタイトルや記事内に記事内にキーワードを適正に配置するのも大事ですが同時に重要視されるのが、「あなたの作成するウェブサイトが質の高いものになっているか」という事です。
質の高いウェブサイトとはどういうものかと言うと、
◎サイト訪問者に有益な情報を発信しているサイトであるか。
◎捜索キーワードとサイト内容の整合性がとれているか。
◎サイト内の記事同士で矛盾しているものは無いか。
◎広告ばかり貼付けた中身の薄いサイトになっていないか。
◎一記事にある程度の文字数があるか(500~1000文字位が妥当)。
◎ほったらかしのサイトではないか(きちんと更新されているか)。
上記のものが「質の良いウェブサイト」にあたります。
クローラーはキーワードのみを拾って捜索結果の表示順位を決めるのではなく、あなたのサイトが「適正に運営されているかどうか」も確認します。
その為にも自分のウェブサイトが、「良質なものである」事をクローラーに認識してもらう必要があります。
上記の内容を守れているかを常に確認しながらウェブサイト作成を行ってください。
私、相葉光毅の検索エンジンに上位表示された「SEO対策実践記」のご参考下さい。
SEO対策で検索エンジンで上位表示させよう。その方法を公開します。
まとめ
SEO対策と言うのは、「これが確実」と言うものが無くあくまでも推測される対策ではありますが、色々な人達や専門家が試行錯誤してきて、信頼性の高いものとなっています。
捜索エンジンの捜索表示結果に上位表示されるサイトは、SEO対策をしっかり行っているサイトであると言えるでしょう。
上位表示されればアクセス数のUPに繋がり、当然収入にも関わってきます。
いきなり捜索結果に上位表示させるのは難しいですが、せめて捜索結果の3ページ目までには表示されるサイトになりましょう。
10ページ、20ページに表示されるサイトでは誰も見てくれません。
すなわちそのサイトは、存在しない事と同じ意味なのです。
それと忘れてはいけないのが、
ユーザビリティを大事にする
という事です。
ユーザビリティとは、訪問者にとってのウェブサイトの使いやすさ、有益な情報を得る事が出来るか、満足度は十分か、言う意味です。
内容の充実したウェブサイトであっても、訪問者が満足出来なければクローラーの評価は落ちてしまうかもしれません。
実際の店舗でどんなにいい品物を揃えても、無秩序に品物が置かれていたり掃除がされていなかったり、定員の態度が悪かったりすると、その店舗の評価は決して上がる事はありませんが、それはウェブサイトにおいても同じ事です。
ただ広告を張付けているだけでロクな説明文も無く、訪問者が不快になる様な文章を載せたり、調べたい内容が見つけにくかったりするサイトは、GoogleもYahooも評価してくれません。
どちらも捜索するユーザー目線で評価しています。
ですが、SEO対策に悩むばかりで作業の手が止まってしまうのも良くありません。
まずは記事を書いてみて、あなたのウェブサイトを一つのコンテンツにする事を目指し、その中で少しずつ質の良いものになる様に調整していきましょう。
こちらの記事もご参考下さい。
【図解入り】クロール申請の方法、Fetch as Googleを使いこなそう。
タグ:アフィリエイト,SEO
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